シンポジウム「どうする?海のプラスチックごみ」のお知らせ
ペットボトルなどのプラスチックごみが海岸に打ち寄せられるだけでなく、クジラや海鳥 の体内から大量のプラスチックごみが出てくるという衝撃的な報道も相次ぎます。また、直 径 5 ミリほどの「ペレット」やさらに小さなマイクロプラスチックの海洋汚染も深刻です。 「世界の塩ブランドの 9 割以上のサンプルからマイクロプラスチックが見つかった」 「人間 の糞便の中にマイクロプラスチックが存在する」という研究報告もあります。 汚染の実態を知り、何をするべきか考えましょう。
日時:12 月 1 日(土)14 時~16 時半
場所:都立多摩図書館 セミナールーム JR西国分寺駅南口から徒歩 7 分 国分寺市泉町 2 丁目2-26
報告1「海から見る地球」~プラスチックだらけの海~ 武本匡弘(プロダイバー・日本サンゴ礁学会会員)
長年プロダイバーとして様々な海の世界を見て感じることは、元気な海よりも「死に向かっている 海」の方が多いとのこと。 3年前から始めた「太平洋航海プロジェクト」では、自ら操船する帆船での海洋探査、父島~マー シャル諸島~カロリン諸島~ヤップ~パラオなど延べ 23,000km、計 180 日間の航海で経験した気 候変動の兆し、そしてゴミだらけの海。その実態を映像と共に紹介頂きます。
報告2「市民からの提言」 中井八千代さん(環境カウンセラー、容器包装の 3R を進める全国ネットワーク)
プラスチックによる海洋汚染を止めるために、ポイ捨てや使い捨ての生活を見直すことや企業に対 して製造を抑制することを求め、行政に働きかけて制度をつくることについて具体的にお話し頂き ます。 廃棄物資源循環学会市民会員 共著「子どもにできる地球に優しい 24 時間」(学陽書房)、「育てよう!廃棄物会計」(合同出版)他 ※パネルディスカッションと質疑応答 報告のお二人と参加者が共に今後の展望について 話しあいます。
参加費:800 円(資料代含む)
主催:生活クラブ運動グループ 国分寺地域協議会 連絡先:042-328-1864(国分寺・生活者ネットワーク)
パラオ・ペリュリュー
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