江ノ島や鎌倉の海岸には生き物がいっぱい!
名前や特徴がわかれば、海の生き物を観察するのがもっと楽しくなります。

このページでは、海岸生物観察会でよく見られる生き物や海藻を紹介します。                              

アメフラシ

体長約30cm、体内に退化した殻(から)を持ち刺激をされると紫の汁を出します。
春に産卵し、卵はその見た目から「ウミソウメン」と呼ばれています。

 

アオウミウシ

全身がキレイな青色に黄色の斑紋(はんもん)、そして赤い触角をもつ鮮やかな小型種。
最も有名なウミウシのうちの1つです。

 

シロウミウシ

身体は白色から黄白色で背面にまばらに黒い斑紋(はんもん)があります。
体のふちと触手も黄色です。とても人気のあるウミウシです。

 

ホンヤドカリ

右のはさみ脚の方が大きく、歩脚の先が白く、触覚はまだらなヤドカリ。
江ノ島で見られる90%以上はホンヤドカリと言われています。

 

ヒライソガニ

甲羅の幅は約2、5cm。ほぼ四角形で甲らはなめらかで平たい。
様々な体色を持ったヒライソガニがいるのでたくさん集めて見比べてみると楽しいです。
※写真はヒライソガニ(右)とイソガニ(左)

 

イソスジエビ

体長4cm。タイドプールでよく見ることができるキレイなエビです。
捕まえようとすると後ろにジャンプして逃げます。

 

ムラサキウニ

黒紫色で棘(とげ)が長いウニです。
棘を入れると10cmを超えます。岩の下や岩の割れ目に住んでいます。

 

イトマキヒトデ

約18cm。体はほぼ五角形で色は赤色から青色まで様々です。
肉食で、二枚貝などを捕らえて食べます。

 

クモヒトデ

岩の下などに住んでいます。岩をひっくり返すとウネウネと動きます。
ヒトデに似ていますが、ウニに近い仲間です。

 

ウノアシ

殻は星形に近く7本突き出ているものが多いです。
水鳥の水かきに似ていることから「鵜の足(ウノアシ)」と名付けられたと言われています。

 

イワフジツボ

 

岩の上に群生しています。とても小さいので近くで観察しないとよくわかりません。
生き物には見えませんが、エビやカニに近い生き物です。

 

ウメボシイソギンチャク

梅干しに形が似ていることからこの名前がつきました。
岩のすき間や岩の下に群生しています。

 

ドロメ

全長約12cm。アゴハゼより大型になります。
尾びれに白い縁取りがあることでアゴハゼと区別がつきます。

 

アゴハゼ

全長約8cm。
タイドプールにはたくさんのハゼが住んでいますが、その代表格がアゴハゼです。

 

クサフグ

全長約15cm。6月頃岸に集まって産卵をします。
内臓と皮に毒があるので間違って食べないようにしましょう。

 

ナベカ 

全長約6cm。体色が美しくとても人気がある魚。
貝やかきの殻(から)から頭をのぞかせていることが多い。

 

キヌカジカ

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全長約9cm。浮き袋を持たない魚。
頭が大きいのが特徴です。

 

マダコ

体長約60cm。頭の様に見える部分が胴体で内臓が入っています。
昼間は岩の下などに隠れていることが多いです。

 

フクロノリ

大きさ1cm〜10cm。袋の形をしたのりの意味です。
若い時は丸く、少しずつシワができます。
※写真下はカゴノリ

 

ヒジキ

長さは50cmから1m。春に大きく成長します。
食卓でもおなじみの海藻ですね。

 

知れば知るほど不思議がいっぱい

身近な海にもたくさんの生きものが暮らしていますね!

まずは名前をおぼえてみましょう。
きっとこれまで気にしなかった生きもの達が、とても身近に感じますよ。

生きもの達がどんな暮らしをしているかも調べてみると、あら不思議。
知れば知るほどたくさんの「なぜ?」が浮かんできます。

本当に海の生きものはおもしろい!
会いたくなったら、ぜひまた遊びに来てくださいね。