1999年に神奈川県より特定非営利活動法人として認定され、20年がたちました。

多くの参加者の皆様をはじめ、ボランティアスタッフの皆様、いとう漁協ならびに組合員、漁師の皆様、
各自治体、教育委員会、そして、活動への協賛や支援等を頂いておりますダイビング器材各メーカー様、

様々な方面からのご支援、ご協力を頂きまして心から感謝申し上げます。

さて、もともとダイビングのインストラクターや、ダイバーの集まりである私達は、
一人でも多くの人達が海に出かけ、その素晴らしさや楽しさを体感してもらう事に情熱を傾けてきました。

このNPO活動における海の行事へのお誘いに加え、
創業33年をむかえる本業のダイビングスクールでの参加者を合わせると、
延べ10万人をはるかに超える方々を海にお連れしてきました。

私達自身、その事への達成感を感じている反面、実践を通して目撃してきた事として、
「海の環境は確実に悪化をたどっている」 という残酷な現実がある事に、目をつぶる事は出来ないと
認識を強め、決意を新たにしています。

ここ数年、「海洋プラスチックゴミ問題」が各メディアでも取り上げられるようになりました。
昨今のこの状況を見て、私達がもっと以前から訴え続けて来たことが、これを機により多くの人々に気付いてもらえるかもしれないと考えています。

そして、創立20周年を迎えるにあたり、私達こそがリーダーシップを取るべく、新たな行動を始めました。
それらは、これまでの海の行事はもちろんの事、海への負荷を軽減する海辺の活動やライフスタイルへの提言、他環境活動団体との協同や呼びかけ、そしてダイバーやスノーケラーへの啓蒙などです。

年齢、世代を問わず、もっと海や自然に興味を持つ人を増やし、更なる活路を広げていこう!
と、新たな決意をしている次第です。

どうぞこれからもより一層のご支援、ご協力を頂きます様お願い申し上げます。

NPOパパラギ“海と自然の教室” 代表 松本行弘
創立者 武本匡弘